習心歸大道
しゅうしんだいどうにきす
表千家都流月桑庵
碌々斎好写糸巻棚 色絵二閑人水指 高野昭阿弥作 染付吹貫蓋置 高野昭阿弥作 金網目蒔絵朱中棗 道場宗廣作
溜塗小四方棚 絵唐津 水指古川華山作 新唐津焼 紫紅茶盌 高浜喆山造 月焼 大海茶入 佐藤由利子作
珍しい短冊箪笥総飾り点前。 建水も短冊箪笥に仕舞ってしまうという面白い点前です。 師匠から頂いた村田陶隠造 大渡茶器を使いました♪
真塗長板大 青瓷細水指 古川華山作 老松茶器 志野茶盌 登作 青瓷牡丹文建水 井上規作
利休好丸卓 野中春清作 鼠志野水指
利休好山里棚 甲赤棗 色絵二閑人水指 高野昭阿弥作 桃絵茶盌 平安尚泉作 月焼 大海茶入 佐藤由利子作
茶会体験教室『お茶会へ行こう』
「もっと気軽に、ちょっと気楽に」をモットーにもっと身近に伝統文化に触れよう。
伝統文化に触れる
日曜日
現代社会から失われた風景が日常的に存在するのが「茶の湯」の世界。そんな現代社会だからこそ、心の余裕が不可欠です。ゆったりとした時間の中で抹茶を一服いただくと、目も心も穏やかになれます。
茶の湯にはさまざまな伝統文化が今も息づいています。和服にはじまり、陶芸や多くの工芸が取り合わさってひとつの茶席をつくります。それはさながら身近な伝統工芸の展覧会です。
何故、茶会教室なのか
『お茶会へ行こう』は宗靜先生の発案です。最初は宗靜先生は点前も教える教室を考えていました。ですが、私は「喫茶を教えるところがいいんじゃないか?」と考えました。
茶の湯を広めるには、まず喫茶を好きになってもらうことが第一ではないかと考えました。そして「喫茶店では味わえない点前や道具立てといったものを理解してもらうには大寄せの形式がよいのでは?」と思い立ったのです。
ですから、大寄せでは別々のお席になってしまう濃茶と薄茶をセットにし、様々な道具を見ていただく会にしたのです。
洗練された和のデザイン
茶道具はそれ一つ一つが「用の美」を備えたプロダクトデザインの塊です。一つとして無駄な形のない茶道具の物語がそこに生きています。
そして、その組み合わせ方は人それぞれ。亭主の考えたトータルバランスや主題をみつけることも愉しみの一つです。様々な見立てから意図を読み取ってみてください。毎月違う道具立てでおもてなしいたします。
京間という空間
実は茶室というのは「京間」と呼ばれる竪六尺三寸、横三尺一寸五分の畳を基準としています。茶の湯が京都や大阪といった関西で生まれたものですので、京間を基準としてすべての茶道具が作られています。
このため京間でないと道具の置き合せが不自然になってしまいます。そこで月桑庵では三畳間だけが本畳(京間)で残りは端畳(正式な寸法ではない畳)になってしまいましたが、本来の茶室の空間を再現するために京間の畳を使っています。
まずは喫茶を学ぶ
初めての方は「お茶を頂く」ことを中心に覚えてください。
お茶会へ行こうでは、「席入り」「喫茶」「拝見」など一通りを行います。わからないことはすぐに質問してくださいね♪
道具をみるということ
お茶が自然と喫めるようになったら、次は「道具の見所」を憶えましょう♪
席入り、茶盌の拝見、茶器・茶杓の拝見は茶会の名場面でもあります。
道具が解るようになると、お茶会がますます楽しくなります。
濃茶のあれこれを学ぶ
一般に抹茶のイメージは薄茶であることが多いのですが、「茶の湯の神髄は濃茶にあり」というほど、濃茶を大切にします。濃茶は流儀によって各服点てや吸い茶(回し飲み)などさまざまです。
流儀にこだわらずさまざまな飲み方を学んでください。
正客をやってみる
せっかく学んでも、お茶会にいかないとまた忘れてしまうものです。次はステップアップで正客の稽古をしてみませんか?
薄茶のみ 2000円
濃茶・薄茶 3000円
濃茶のみはありません。