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喫茶体験教室『お茶会を知ろう』

「もっと気軽に、ちょっと気楽に」をモットーにもっと身近に伝統文化に触れよう

 

鼻から飲まなきゃいいのよ。

 先代の家元が私の師匠に言った言葉です。

 誰しも最初はできません。気取らず、知らないことは教わりましょう!

 作法を間違ったからといって、お茶は美味しく飲めたらいいのですから。

​ でも折角だから美しく飲めたらいいですよね?

​習うより慣れろ

茶道の稽古は「量稽古」が基本。

それは「習うより慣れろ」「頭で覚えるな体で覚えろ」ということなんです。

 自然にできるようになるまでなんどもなんども飲んで見る。

 それこそができるようになる秘訣です。

何故、喫茶教室なのか
 

『お茶会へ行こう』は最初未経験者向けで始めたのですが、いつのまにか「初心者・中級者向け」になってしまっていました。

それは「お茶会に行こうと思うような人はすでに習っている」ということが背景にありました。

 ではなぜ、習っていない人はお茶会に行こうって思わない?と考えると「正しいお茶会のイメージがない」ということに気づいたのです。

​ それなら「お茶会を知ってもらおう!」と、この喫茶教室が生まれました。

京間という空間

 実は茶室というのは「京間」と呼ばれる竪六尺三寸、横三尺一寸五分の畳を基準としています。茶の湯が京都や大阪といった関西で生まれたものですので、京間を基準としてすべての茶道具が作られています。

 

 このため京間でないと道具の置き合せが不自然になってしまいます。そこで月桑庵では三畳間になってしまいましたが、本来の茶室の空間を再現するために京間の畳を使っています。

 

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