習心歸大道
しゅうしんだいどうにきす
表千家都流月桑庵
碌々斎好写糸巻棚 色絵二閑人水指 高野昭阿弥作 染付吹貫蓋置 高野昭阿弥作 金網目蒔絵朱中棗 道場宗廣作
溜塗小四方棚 絵唐津 水指古川華山作 新唐津焼 紫紅茶盌 高浜喆山造 月焼 大海茶入 佐藤由利子作
珍しい短冊箪笥総飾り点前。 建水も短冊箪笥に仕舞ってしまうという面白い点前です。 師匠から頂いた村田陶隠造 大渡茶器を使いました♪
真塗長板大 青瓷細水指 古川華山作 老松茶器 志野茶盌 登作 青瓷牡丹文建水 井上規作
利休好丸卓 野中春清作 鼠志野水指
利休好山里棚 甲赤棗 色絵二閑人水指 高野昭阿弥作 桃絵茶盌 平安尚泉作 月焼 大海茶入 佐藤由利子作
喫茶体験教室『お茶会を知ろう』
「もっと気軽に、ちょっと気楽に」をモットーにもっと身近に伝統文化に触れよう。
鼻から飲まなきゃいいのよ。
先代の家元が私の師匠に言った言葉です。
誰しも最初はできません。気取らず、知らないことは教わりましょう!
作法を間違ったからといって、お茶は美味しく飲めたらいいのですから。
でも折角だから美しく飲めたらいいですよね?
習うより慣れろ
茶道の稽古は「量稽古」が基本。
それは「習うより慣れろ」「頭で覚えるな体で覚えろ」ということなんです。
自然にできるようになるまでなんどもなんども飲んで見る。
それこそができるようになる秘訣です。
何故、喫茶教室なのか
『お茶会へ行こう』は最初未経験者向けで始めたのですが、いつのまにか「初心者・中級者向け」になってしまっていました。
それは「お茶会に行こうと思うような人はすでに習っている」ということが背景にありました。
ではなぜ、習っていない人はお茶会に行こうって思わない?と考えると「正しいお茶会のイメージがない」ということに気づいたのです。
それなら「お茶会を知ってもらおう!」と、この喫茶教室が生まれました。
京間という空間
実は茶室というのは「京間」と呼ばれる竪六尺三寸、横三尺一寸五分の畳を基準としています。茶の湯が京都や大阪といった関西で生まれたものですので、京間を基準としてすべての茶道具が作られています。
このため京間でないと道具の置き合せが不自然になってしまいます。そこで月桑庵では三畳間になってしまいましたが、本来の茶室の空間を再現するために京間の畳を使っています。